マーカーで建築パースを描くコツとおすすめマーカーペン

 
建築、インテリア、ランドスケープのプレゼンに欠かせない、マーカースケッチ。紙とペンがあればOKなので、着色には一番便利な道具です。

コピックマーカーで建築パースを描くこつを紹介します。最初に断っておきますが、私のマーカーはそれほどうまくありませんが、ちょっと経験はあります。

マーカースケッチにおすすめの道具

1. 輪郭用ペン

輪郭は、パイロットなどのペンで描きます。インクを充填する製図ペンは乾くのに時間がかかるので、おすすめしません。線の太さの違いで奥行きを表現しますので、0.1mm、0.3mm、0.5mm、0.7mmの3種類の太さを準備しましょう。0.5mmで建築の輪郭線を描き、0.3mmで近景の草木や人物を描き、最後に0.1mmで背景を描きます。0.8mmは断面線に使います。



2. Copicマーカー



マーカーの色を選ぶポイントは、「原色は避けて、グレーと、くすんだ緑、青と茶を多めに」です。特にグレーは影の描くのに必要なので、濃淡合わせて5本以上あると便利です。大学の先生から、カラーマーカーを使わなくても、グレーだけで空間が表現できるようになるまで練習しなさいと言われるくらい重要です。

私は、コピックのマーカーがお気入りで、ペン先が角型と丸型がありますし、インク量も十分で、気持よく描けます。実は「copicの建築セット」が発売されています。日本で買えないなら、上の画像の色番号のを自分で揃えるといいでしょう。



3. トレーシングペーパー

紙はトレーシングペーパーがおすすめです。マーカーの発色が綺麗ですし、ちょうどよい透け具合なので、裏から色を重ねれば、枠線をにじませないで済みます。黄色のトレーシングペーパーも色あせた感じが出て素敵です。


マーカースケッチこつ

マーカー1つだけ重要ポイントを紹介るとしたら、薄い色から、塗り重ねること。

マーカーで一番むずかしいのが、色の濃淡です。白く残すべき所が暗すぎたり、逆に影のところの色が足りなかったりします。


ペンを持つ前に、画面のどこを明るくしたいか、どこを暗くしたいか、まず頭の中でイメージを完成させましょう。マーカーは修正が効かないので。


そして、着色前に、使用する紙ですべてのマーカーを試します。紙の種類によって乾いた後の色が変わってくるので。







例を2つ載せます。両方とも余白の取り方が上手でしょ?また、描くものによってハッチングの方向性を変えています。ちなみに、つまようじに白インクを付けて、ハイライトをつけると、一気に立体感がでます。

ダイアグラムは原色を使うとかっこいい

原色を選ぶなと言いましたが、ダイアグラムだけは原色マーカーの方がかっこいいです。「ルールを破るのが建築」なので、その辺はご愛嬌で。

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